量子デバイスについて
量子デバイスについて
自発的パラメトリック下方変換の基礎
自発的パラメトリック下方変換について説明します。この手法は、比較的簡単にもつれ合った光子対を生成できることから、量子情報の実験で非常に頻繁に利用されています。自発的パラメトリック下方変換の欠点は、もつれ合った対光子の生成確率が非常に低いことです。
自発的パラメトリック下方変換は、もつれ合った光子対の生成以外に、単一光子発生源に応用される等、量子情報の実験でなくてはならない技術です。
レーザー光生成の基礎
レーザー光生成の基本原理を説明します。古典通信だけでなく、量子通信においても、レーザー光源は必須のデバイスです。
このコースでは、誘導放出という現象がレーザー発振を引き起こすことについて、詳しく見ていきます。他のコースと異なり、本コースは実験に直接結び付いた内容となっています。
量子情報理論では、レーザー光であるコヒーレント光と、単一光子発生源の生成する光の比較が、本質的になってくる場合があります。本コースはその理解の準備となります。